メルセデスAMG GT 4ドアクーペ「53」に2020年型、最強の48Vマイルドハイブリッド…欧州受注開始(レスポンス)
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メルセデスベンツは6月16日、メルセデスAMG『GT 4ドアクーペ』(Mercedes-AMG GT 4 Door Coupe)の「53 4MATIC+」の2020年モデルの受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、11万2169ユーロ(約1350万円)と発表されている。
【写真】メルセデスAMG GT 4ドアクーペ 53 4MATIC+(全11枚)
◆3.0リットル直6ターボに電動スーパーチャージャー
パワートレインは、高性能な48Vのマイルドハイブリッド。メルセデスAMGが新たに展開している「AMG 53」シリーズ車となる。
AMG 53シリーズでは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン、「ISG」(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システム、電動スーパーチャージャーを組み合わせる。加速時には、モーターによる駆動アシストや電動スーパーチャージャーによる過給を行い、変速を素早く行うためにモーターを制御するなど、電気システムをハイパフォーマンスモデルのさらなるパフォーマンスの向上に積極的に利用する。
直列6気筒エンジンとこれらの新システムの組み合わせにより、大排気量の自然吸気エンジンのようなスムーズでリニアな加速感や高回転域までの伸びやかな回転フィールを楽しむことができるという。
ISGは、エンジンと9速ATの「AMGスピードシフトTCT 9G」の間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。このモーターと48V電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、およそ1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに畜電する。
エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と力強い加速を実現した。48Vまで高められた電気システムにより、動力補助に十分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。
また、スターターを従来よりも高出力な電気モーターとすることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジン始動やアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性およ