新発見により深まる宇宙のナゾ:157日周期で届く高速電波バースト(ギズモード・ジャパン)
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王立天文学会が刊行している学術雑誌『Monthly Notices of the Royal Astronomical Society』に掲載された論文によれば、地球からざっと30億光年離れた矮小銀河から届く高速電波バースト「FRB 121102」には157日の周期があり、90日間活動→67日間休止というパターンを繰り返していることがわかったそうです。
発見者である英マンチェスター大学のKaustubh Rajwadeさん率いる天文学者チームは過去4年間にわたってFRB 121102を観測し続け、独立したバーストを32回観測しました。今回の研究以前の観測データも交えて分析したところ、157日周期が判明したとのことです。
これまでに発見されている高速電波バーストの中で周期性が認められているのは、FRB 121102ともうひとつ、FRB 180916.J10158+56のみ。後者の場合は16日周期が確認されています。そもそも、高速電波バーストが発見された当初は突発的なものだと考えられていました。