日本映画批評家大賞「愛がなんだ」が作品賞に、主演賞は戸田恵梨香と間宮祥太朗(映画ナタリー)

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第29回日本映画批評家大賞の受賞結果が公式サイトで6月15日に発表され、「愛がなんだ」が作品賞に選ばれた。 【写真】戸田恵梨香(メディアギャラリー他2件) “批評家による批評家だけの目で選んだ”映画賞として、1991年に水野晴郎が発起人となって設立された日本映画批評家大賞。今年は「緊急事態宣言解除後も、未だ完全な収束の目処がたたないなか、受賞者様ならびにご参列者皆様の安全と健康を守るため」という理由により、授賞式が中止となった。 作品賞に輝いた「愛がなんだ」は、角田光代の同名小説を今泉力哉が映画化した恋愛ドラマ。好きな男にすべてを捧げてしまうOL・テルコに岸井ゆきの、彼女が思いを寄せるマモルに成田凌が扮した。 主演女優賞を受賞したのは戸田恵梨香。「あの日のオルガン」では戦時中の疎開保育園の保母、“通夜ぶるまい”を通して父の思い出を振り返っていく「最初の晩餐」では長女を演じた。また主演男優賞は「殺さない彼と死なない彼女」で“殺す”が口癖の無気力な少年・小坂れい役を務めた間宮祥太朗が獲得した。 そのほか助演女優賞は「生理ちゃん」の伊藤沙莉、助演男優賞は「最初の晩餐」の窪塚洋介が受賞。「火口のふたり」の荒井晴彦が監督賞に選出された。すべての受賞結果は以下の通り。 ■ 第29回日本映画批評家大賞受賞結果 □ 新人女優賞(小森和子賞) モトーラ世理奈「おいしい家族」「ブラック校則」 □ 新人男優賞(南俊子賞) 細田佳央太「町田くんの世界」 □ 助演女優賞 伊藤沙莉「生理ちゃん」 □ 助演男優賞 窪塚洋介「最初の晩餐」 □ 主演女優賞 戸田恵梨香「あの日のオルガン」「最初の晩餐」 □ 主演男優賞 間宮祥太朗「殺さない彼と死なない彼女」 □ 監督賞 荒井晴彦「火口のふたり」 □ 新人監督賞 小林啓一「殺さない彼と死なない彼女」 ふくだももこ「おいしい家族」 片山慎三「岬の兄妹」 □ 作品賞 「愛がなんだ」 □ 編集賞(浦岡敬一賞) 石井巌「男はつらいよ お帰り 寅さん」 石島一秀「男はつらいよ お帰り 寅さん」 □ ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞) 加藤茶 十朱幸代 □ ダイヤモンド大賞(淀川長治賞) 山崎努 □ 特別賞(松永武賞) 特定非営利活動法人ジャパン・フィルムコミッション □ ドキュメンタリー賞 「i-新聞記者ドキュメント-」

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(2020/06/17)