混迷深める米大リーグ 開幕 球団オーナーに今季中止希望も(産経新聞)

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 米大リーグの今季開幕がますます混迷してきた。全30球団のうち、少なくとも6球団のオーナーが今季の中止を希望していると、米メディアが報じた。8人のオーナーに上るとの情報もある。労使間の交渉が膠着(こうちゃく)状態にある中、何球団のオーナーが中止に傾いているかが注目となっている。  ニューヨークのスポーツ専門局SNYは「今季のプレーをキャンセルしたいオーナーが6人はいる。他にもコミッショナーに不満を持つオーナーが数人いる」と報じた。また、スポーツ専門サイトのジ・アスレチックは「8人のオーナーが開幕したくないようだ」と伝えた。  CBSスポーツによると、「3月下旬の選手会との合意でコミッショナーが強行開催するためには、全オーナーの75%の賛成が必要となる」という。ならば、30球団中、8球団のオーナーが中止を主張すれば、今季の開幕は事実上不可能になる。  今のところ、具体的にどの球団のオーナーが中止希望なのかは明らかになっていない。  新型コロナウイルスの感染拡大で3月26日から開幕が延期されている開幕は、試合数減や無観客というシーズン縮小に伴う年俸削減幅を巡る対立で、大リーグ機構(MLB)と選手会の労使交渉は暗礁に乗り上げ、選手会が今月13日に打ち切りを宣言した。当初の7月上旬開幕は全く見通せない状況だ。  MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは10日にスポーツ専門局ESPNのインタビューで、「われわれは試合数を決めて実施する権利がある。必要ならばその権利を行使する」と強気に答えていたが、15日になって「100%実現するとは言えない」と、一転今季中止の可能性を言及していた。

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(2020/06/17)