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陸上女子短距離の土井杏南（24＝JAL）が17日、日本選手権（10月・新潟）で100メートルと200メートルの2種目出場に意欲を示した。 【写真】リラックスした表情で練習に取り組む土井杏南 都内の同社本社ビルで取材対応。今季は東京オリンピック（五輪）の参加資格に関わらないだけに「いろんなことに挑戦できる年。（日本選手権に）200メートルにも出たい」と語った。 11秒43の自己記録を持つ100メートルを特に近年は主戦場とするが、昨季は「ひっそり」と200メートルで記録会に出場。その時に「24秒1ぐらい」で走ったという。延期となり、今後、新たに発表される日本選手権の参加標準記録も突破している見込み。例年、4日間の日本選手権は今年は延期にともない3日間になった。少しスケジュールはタイトになりそうだが、新しい可能性を探っていく。本職の100メートルでの相乗効果を狙い、低迷が続いている女子短距離界の光となる。

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(2020/06/17)