全国移動19日解禁へ 観光・交通 受け入れ対策進む(MBC南日本放送)

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新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の解除後も続いている東京、神奈川などの5都道県との移動自粛要請は、19日解除される見通しです。今後、鹿児島県外からの移動が増えると見込まれることから、ホテルや交通機関では対策が進められています。 (タクシー運転手)「やっぱり(人の移動がないと)死活問題。生活ができない」 県タクシー協会によりますと、新型コロナの影響による利用客の減少で、県内のタクシーは4月中旬以降、およそ3000台のうち、半分以下しか稼働していません。県タクシー協会では自粛解除に期待する一方、車内の換気や消毒、運転手のマスク着用などの感染症対策を徹底するとしています。 (タクシー運転手)「(県外からの利用客が増えると)売り上げもあがるだろうけど、タクシー運転手は年齢の高い方が多いから心配」 今月1日に、宿泊と一部店舗の営業を再開した鹿児島市の城山ホテル鹿児島です。感染症対策として、フロントではアクリル板を設置したり、案内役の従業員はフェイスシールドをしたりして接客にあたります。 (記者リポート)「宿泊の方は、咳や熱などの発症がないかを調査票に記入し、検温を行っています」 城山ホテル鹿児島では、1か月の休業期間中に宿泊客の感染が確認された場合の対応マニュアルを作りました。夏以降の予約のおよそ6割が県外からだということで、感染症対策を徹底した上で、受け入れたい考えです。 (城山観光 渡千左代営業本部長)「安心してご利用いただけるように、感染予防対策も経費をかけてやっている。お客様が少しずつ増えることを願っている」 県は、5都道県への「不要不急の移動」を18日まで控えるよう要請していますが、19日以降の対応については「検討中」としています。 しかし、中国・北京では規制緩和後に再び感染者が増えて17日から、再び一斉休校の措置が取られるなど、いわゆる「第2波」「第3波」への懸念も世界的に高まっています。新型コロナ対策と経済活動を両立させていくための取り組みが求められます。 専門家は人の動きが増えればそれだけ感染リスクも高まると指摘していますので、手洗い、人混みでのマスクの着用など引き続き、感染症対策を徹底しなければいけません。

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(2020/06/17)