水道事業をめぐる贈収賄事件 宮城・多賀城市の元水道事業トップに懲役2年求刑(KHB東日本放送)

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宮城県多賀城市の贈収賄事件で、市の水道事業の元責任者ら2人の初公判が開かれ、検察側は元責任者に懲役2年を求刑しました。 多賀城市の元水道事業管理者、佐藤敏夫被告(69)は加重収賄などの罪に、また、設備工事会社の元社長、長尾賢一被告(71)は贈賄などの罪に問われています。 起訴状では佐藤被告は去年9月、多賀城市が発注した配水管工事の入札で予定価格を漏らし、長尾被告は去年10月、その情報をもとに工事を落札。見返りとして、佐藤被告が長尾被告の会社に発注した自宅の工事代金約17万円が免除されたとされています。 17日、仙台地裁で開かれた初公判で、2人は起訴内容を認め、「申し訳ありませんでした」と謝罪しました。 検察側は多賀城市管工事業協同組合に入っていた7社が以前から市の発注工事で受注する順番を決め、各社がいくらで入札するかまで決めていたと指摘しました。 佐藤被告が水道事業管理者に就任した2011年以降、長尾被告との間で繰り返し予定価格に関する情報がやりとりされていたとも指摘し、佐藤被告に懲役2年、長尾被告に懲役1年6カ月を求刑しました。 弁護側は「見返りの工事代金はこの種の事件では低額」などとし、執行猶予を求めました。

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(2020/06/17)