かつての“グラチェロ”は今? “アメリカンSUV”らしさは健在だ!(GQ JAPAN)

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ジープ「グランドチェロキー」が有する最大の魅力は“個性”である。つまり、エンジンのフィールとか乗り心地とか、キャラクターがたっている。唯一無二ともいえる”味”はいまも健在だ。 昨今の日本市場では、コンパクトSUVの人気が高い。全長4835mm、全高1805mmに達するグランドチェロキーはコンパクトとはいえない。しかし、大きなSUVならではの魅力がある。 ひとつは、広いインテリアだ。4人のおとなが乗れて、荷物がたっぷり積める。もうひとつは、2.5tの車両重量がもたらすどっしりした快適な乗り心地。そして、エンジンパワー。重量級のボディながらスポーツカーなみのダッシュ力だ。 すこし詳しいひとなら、グランドチェロキーは先代メルセデス・ベンツの「GLEクラス」(当初はMクラスと呼ばれていた)と、一部シャシーを共用しているのを知っているかもしれない。 2010年にデビューしたグランドチェロキーは、マイナーチェンジが2回おこなわれているとはいえ、そのあいだにメルセデス・ベンツGLEクラスはフルモデルチェンジを実施している。「グランドチェロキー、古いのでは?」という懸念があるかもしれない。 たしかに古さを感じる部分もある。が、楽しい。サーキットでのラップタイムを競うスポーツカーならいざしらず、気持ちよく走れることを軸に評価するなら、10年選手とはいえ、乗る価値は十分にあると思う。それが今回試乗しての結論だ。 ちなみに、これまでに実施された2回のマイナーチェンジによって、完全停止機能つきアダプティブ・クルーズ・コントロールやブラインドスポットモニター、駐車支援システム、リアビューカメラなどの先進安全装備は標準化された。

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(2020/06/16)