エリザベス女王が公式誕生日で異例のチョイス!…その「ブローチ」に隠されたメッセージ(ハーパーズ バザー・オンライン)

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過去1世紀において世界でもっとも長く君臨している君主で、もっとも有名で尊敬を集めている人物のひとりであるエリザベス女王。今もなお圧倒的な存在感を放っている女王は、イギリスを過去65年間、繁栄と困難のどちらの状況にあるときにも治めてきた。そして、女王をはじめとするロイヤルたちはこれまで、そうした「国の安定」を、アクセサリーなど身に着けるもので表現してきた。 【写真】息をのむほど美しい、麗しきロイヤルジュエリーの歴史 たとえば、女王はほぼ毎年、同じ行事には同じジュエリーをつけて出席する。つまり、その慣習が破られたときには、それなりの意味があるということになる。 イギリスでは2020年6月13日、例年より大幅に規模を縮小した女王の公式誕生日を祝うイベント「トゥルーピング・ザ・カラー」が行われた。女王が滞在中のウィンザー城で行い、一般公開せず、小規模な軍の式典とすることになったのは、新型コロナウイルスの感染拡大でソーシャルディスタンスの確保が欠かせないなか、沿道に大勢の人が集まる盛大なパレードの実施や、バッキンガム宮殿のバルコニーにロイヤルファミリーが勢ぞろいすることはできないと判断されたため。

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(2020/06/16)