【ユニコーンS】デュードヴァン厩舎力と相性抜群コースで世代の頂点へ(東スポWeb)

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【ユニコーンS(日曜=21日、東京ダート1600メートル)dodo馬券】日曜(21日)の東京メインは3歳馬によるGIIIユニコーンS。交流GIジャパンダートダービー(7・8大井)の前哨戦的な一戦だ。デビューから2戦2勝のカフェファラオを中心に今年も強力なメンバーが揃った印象だが、当欄注目は当舞台で3戦3勝を誇るデュードヴァン。相性抜群のコースで一気に世代の頂点に立つ。  ヒヤシンスS(リステッド)勝ちのカフェファラオだけでなく、前走を9馬身差Vで同じくデビュー2連勝のレッチェバロックなど、今年は多彩かつ派手な勝ちっぷりの馬が多い。それらの陰に隠れた状況にあるのがデュードヴァン。本来ならダート3戦3勝でそのすべてが当舞台なら人気の中心に推されて当然の立場だが、どうもそのような風向きにない。3勝のうち最大着差は新馬戦の0秒4とかなり地味だ。  このデュードヴァンにアドバンテージがあるとすれば、過去にノンコノユメで当レース(2015年)を制している加藤征厩舎の“厩舎力”がそのひとつに挙げられる。他にも16年のグレンツェントが3着。2頭はともにデュードヴァンと同じ青竜Sを制しての参戦というステップを踏んでいるが、時計はノンコノユメ=1分36秒4、グレンツェント=1分36秒9。1分36秒2(すべて良馬場)で制したデュードヴァンは2頭より速い。後に当舞台でGIフェブラリーSを制するノンコノユメに勝る数字は、同馬の潜在能力の高さを端的に示している。  近況に目を向けると「2走前(アーリントンC=11着)は正直六分程度のデキ。前走でもまだ良化の余地があった。それに比べると今回は格段に良くなってきたね」と加藤征調教師。  何の見せ場もなくブービーに大敗したアーリントンCは初芝も敗因に挙げられそうだが、当時は出走予定だったヒヤシンスSを腰の不安で回避した後の、いわば“病み上がり”の一戦だった。少しずつ体調を上げて前走は快勝。それでもまだ“良化途中”だった。  10日の美浦南ウッドでの1週前追い切りは同厩リフトトゥヘヴン(古馬3勝クラス)と併せて互角の動き(5ハロン68・6―12・6秒)。初めてコンタクトを取ったM・デムーロが手綱を引っ張り切りだったほど前進気勢が目を引いた。「今回はすこぶる順調だし、鞍上にも感触をつかんでもらえた。東京コースは慣れているのであとは相手との力関係

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(2020/06/16)