マレー、ディミトロフ、ワウリンカらを支えたコーチ語る「1番重要なこと」<男子テニス>(tennis365.net)

【リンク先抜粋】
男子プロテニス協会のATP公式サイトは15日、世界ランク17位のS・ワウリンカ(スイス)や女子世界ランク3位のKa・プリスコバ(チェコ)のコーチを務めるダニエル・バルベルドゥ氏のコメントを掲載した。ワウリンカの現在の調子や、ATPが発表したファン向けのコーチングイベントへの思いを語っている。 【ATP コーチの新企画始動】 バルベルドゥ氏はこれまでA・マレー(イギリス)やT・ベルディヒ(チェコ)、G・ディミトロフ(ブルガリア)らのコーチを歴任。マレーのコーチ時代は2012年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)、2013年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハードグランドスラム)と2つの四大大会制覇に貢献した。また、ベルディヒとは2017年に関係を結び世界ランク4位へ押し上げ、ディミトロフを2017年のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)優勝に導いた。 現在バルベルドゥ氏はワウリンカをサポートするため、練習拠点であるモナコに滞在している。 「パンデミックが起きる前、彼(ワウリンカ)は良い道を歩んでいたんだ。けがから復帰していくつか大きな大会に出場できていた。1番重要なのは選手が体調を整えていてけがをしていないことだ。今後数カ月、良い練習ができると願っている」 「彼はキャリアの終わりに向かっている。トレーニングの予定を組むときは、身体にどう利益をもたらすのか、もしくはどう身体を傷つけてしまうのか慎重に考えることが大事。僕らコーチは彼がコートに立つときに身体のピークを迎える方法を考えているし、試合からの回復についても考えなければいけないんだ」 最後にバルベルドゥ氏は、ATPが先日発表した「ファンがプロコーチのレッスンを受けることができる」権利をオークション販売し、その利益を新型コロナウイルスの影響で仕事が少なくなったコーチたちを支援する計画について意見を述べた。 「このオークションを開催することでできる限りの支援をしたいと思っている。僕らはコーチとの素晴らしい体験を提供している。普段はそのようなことできないからね」 男子テニスツアーは現在、新型コロナウイルスの影響で7月31日までの中止が決定している。

続きはこちら

(2020/06/16)