新型コロナ 専門家「症状のある人は早めの相談を」(MBC南日本放送)

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新型コロナウイルスの鹿児島県内11例目の感染者について、鹿児島市は引き続き、感染経路を調べています。専門家は、「今後、人の動きが増えれば感染リスクも高まる」としたうえで、症状のある人に対しては早めの相談を呼びかけています。 新型コロナウイルスの県内11例目の感染が確認された、鹿児島市の40代の男性。鹿児島市が明らかにした男性の行動歴です。 男性は今月9日に倦怠感があり、10日に発熱。11日に医療機関でPCR検査の検体を採取し、12日に陽性と判明しました。そして、13日以降平熱に戻り、症状もないということです。 県は国の見解などをもとに、新型コロナウイルスの潜伏期間を最大2週間としています。男性は先月26日から発症するまでの2週間、県外に出たことはなく、ほとんど自宅と職場で過ごしたということで、通勤は自家用車でした。この間、家族などの濃厚接触者を含む102人と接触しましたが、全員陰性が確認されています。 男性がいつ、どこで感染したかは分かっておらず、鹿児島市は引き続き感染経路を調べています。 ところで今回、男性は発症から2日目で検査を受けています。感染症の専門家は、早めに検査したことが感染拡大防止につながったと話し、感染の疑いのある人はためらわずに相談してほしいと呼びかけます (鹿児島大学大学院 西順一郎教授)「他の事例と比べ、はやい診断で感染の広がりを防げた。新型コロナが疑われる症状があれば、相談センターに相談してほしい。それで陽性が出たからといって非難されるべきものではなく、見守って感染拡大を一緒に防いでいくことが大事」 改めて新型コロナの相談目安です。 ・息苦しさ、強いだるさ、発熱のある場合 ・高齢者や持病のある人で発熱や咳など軽い風邪の症状がある場合 ・それ以外の人で風邪の症状が続く場合、となっています。 県内でPCR検査を行っているのは、県、鹿児島市、鹿児島大学病院と民間3社で、1日最大127人分を検査できます。少しでも不安を感じたらためらわずに相談してください。疑いのある場合は、最寄りの保健所など帰国者・接触者相談センターに電話で連絡してください。

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(2020/06/16)