再開 川内川の水で3年ぶり稲作 湧水町は田植え最盛期(KKB鹿児島放送)

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 2018年の硫黄山の噴火で水質が悪化した川内川ですが、今は改善され鹿児島県湧水町では3年ぶりに川の水を使った稲作が始まりました。    2018年4月に起きた硫黄山の噴火で、川内川では基準値を超えるヒ素が検出され伊佐市と湧水町では川内川の水を利用した稲作を見合わせました。この内、伊佐市では去年、川内川の水を使った稲作を全面的に再開した一方で…。    湧水町 池上 滝一 町長  「湧水町として何らかの支援をしていかないといけない。」    上流にあたる湧水町では、一部の観測地点で川の泥から基準値を上回るヒ素が検出されたことなどから引き続き川内川からの水を使えませんでした。    湧水町の米農家 中山 大海 さん  「みんなで水を少しずつ分け合いながら、他のところで作付けしてきた。」    地元の米農家は、地下水など限られた水源を使った稲作をしたほか、牧草などの飼料作物を育てました。    湧水町の米農家 中山 大海 さん  「久々の作付けで大変喜んでいる。2年間牛の飼料を作りながら田んぼを維持した。」    そして今シーズン、3年ぶりに豊富な水を引いて田植えをするいつもの姿に戻りました。    湧水町の米農家 中山 大海 さん  「自分たちは安全なものを作っていきたい。取水口の整備が去年までは整っていなかった。」    県は取水の再開を前に、川内川の水質を管理するシステムを整備しました。センサーが水質の異常を感知すると、取り込み口からの取水を停止するようになっているということです。

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(2020/06/16)