JR東海、無病息災・コロナ禍収束を願い新幹線品川駅に国宝・薬師三尊像の特大パネル(Impress Watch)

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 JR東海(東海旅客鉄道)は、無病息災を願って新幹線品川駅の北口改札通路で薬師三尊像の特大パネル掲出を6月16日から開始した。おおよそ半年をめどに「状況を見ながら」パネルの掲出期間は判断していくとのこと。 【この記事に関する別の画像を見る】  掲出初日には奈良の法相宗大本山 薬師寺から管主の加藤朝胤(ちょういん)氏を招き、新型コロナウイルス感染症収束を願った読経が行なわれた。  パネルのサイズは幅8245mm、高さ4593mm。薬師寺の金堂にある国宝・薬師三尊像の写真を使ったJR東海の奈良観光キャンペーン「うまし うるわし 奈良」のポスターデザインで、中央に薬師如来、向かって右に日光菩薩、左に月光菩薩という配置。薬師如来は東宝浄瑠璃浄土の教主で「医王如来」とも呼ばれ、人々の心身の病気を救う「お薬師様」。薬師寺にある薬師如来像の高さは2547mmで、このパネルでは2046mmのサイズで表現している。 ■おだやかな日常を取り戻すという願いを薬師如来像に込めたい  JR東海 東京広報室 室長の古澤秀明氏は、「新型コロナウイルスを克服し、おだやかな日常を取り戻すという願いを薬師如来像に込めたい」とパネル掲出に至った思いを述べた。JR東海では新幹線や在来線の車内、駅において、飛沫拡散防止や消毒など新型コロナウイルスへのさまざまな対策を実施している。 関連記事 ・新型コロナで車内清掃はどう変わった? ・窓が開かない新幹線で換気はどうするの? ・まだ半分以上が“窓口・券売機で買う派”。乗る前の新型コロナ対策は? ■願い、祈りが何かしら大きなお力をいただくことになるのでは  毎朝薬師三尊像の前で1日も早い新型コロナウイルス感染症の収束を願い祈りを捧げているという加藤管主は、天武天皇の時代から約1300年の歴史がある薬師寺は、もともと病気平癒・国民の健康を願い建立されたものだと説明。「願い、祈りが何かしら大きなお力をいただくことになるのではないかと思っています。心を込めてお祈りさせていただきます」と話し、コロナ終息を願い読経を行なった。

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(2020/06/16)