【高校野球】国士舘のエース中西が甲子園での「交流試合」で明石商との再戦を切望(スポーツ報知)
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昨秋の東京都大会の覇者で、8月に甲子園で行われる「交流試合」に参加する国士舘が16日、東京・多摩市の国士舘大多摩キャンパス野球場で取材に応じた。186センチの長身右腕・中西健登投手(3年)は、昨春のセンバツ1回戦で1―7と完敗した明石商(兵庫)の名前を挙げ「リベンジしたい」と再戦を切望した。
試合での登板はなかったものの「来田(涼斗)選手は迫力があって、見ただけですごかった」とベンチで強い印象を受けた。「自分の武器はコントロール。うまくシンカーを使って抑えたい」とイメージを膨らませた。
最速133キロながら、シンカーとカットボールを低めに集めてゴロで打ち取るのが投球スタイル。東京都大会の決勝では、帝京を2安打で完封した。ところが明治神宮大会では、初戦で白樺学園(北海道)に3―4で敗退。7回途中で降板。悔しい敗戦となった。
「普通にやっていては、全国では勝てない」。約2か月半に及ぶ部活動自粛期間も、高い意識を持って練習に取り組んだ。「カーブを使えるようになったことで、緩急をつけられると思う。スクワットなどで下半身を強化して、球が速くなった気がします」。まだ体に力はないものの、手足が長く、しなやかなフォームに豊かな将来性が感じ取れる。甲子園のマウンドで、どのような進境を示すか楽しみだ。