世界の「今」の新型コロナ感染状況を知る18枚のデータ…流行の中心は米大陸も、アフリカや中東でも拡大(BUSINESS INSIDER JAPAN)
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日本では、3月頃からはじまった全国的な自粛や、4月に発令された緊急事態宣言にともなう徹底的な休業要請など、さまざまな影響によって、新型コロナウイルスの流行はひとまず収束の気配を見せている。
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6月15日には、東京都で新たに48人の感染者が確認されたものの、検査対象の選定方法がこれまでと若干異なることなどから、一概に数値の比較はできないとして、引き続き社会の動きを活性化しようとする方針は変わらない見込みだ。
一方、世界に目を向けてみると、未だに新規感染者の増加傾向は留まるところを知らない。
WHOの6月15日付のSituation reportsでも、前日比で新規の感染者は13万2581人、加えて3911人の死亡が確認されている。
ここであらためて、世界の感染状況の「今」を見つめてみよう。
現在のCOVID-19流行の中心は、アメリカ大陸。
世界の感染者は800万人に迫っている。そのうち約80%がアメリカ大陸とヨーロッパ。
日本ではこれまでに1万7000人以上の感染者が確認。東京、大阪、神奈川と大都市圏での感染者が多い。岩手の「感染者0人」が光る。
WHOの地域区分別に見ると、感染の発端となった東アジア(西太平洋)地域の感染者数、死者数は欧米に比べてはるかに少ない。西太平洋地域の感染者の約11分の1、死亡者の約8分の1が日本。
感染者が最も多いのはアメリカ。ロシアは感染者に対して死亡者数が少ない。また、イタリア、イギリス、スペインは致死率が高い。日本は感染者の数こそ少ないが、致死率は分かっている範囲でアメリカや中国と差がない。
アメリカで感染者が200万人超え。ブラジルも80万人を上回る。南米各国も感染者が軒並み増えている。
アメリカの感染者数が多いといっても、地域ごとに差がある。
州ごとに感染者の増加傾向を見ると、危機的だったニューユーク州では新規感染者は減少傾向に。一方、現在はアリゾナ州やアラバマ州では増加傾向に。
ただし、ニューヨークは、いまだ連日数百人程度は新規感染者が確認される。アリゾナ州では、新規感染者が1000人を超え始める。
ロシアは感染者数がヨーロッパ最多も、死亡者数は少ない。一方、ドイツ、トルコも感染者数に