今年、阪神タイガース問題で株主総会は荒れない? 阪急阪神HDエンタテイメント部門の苦戦(LIMO)
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プロ野球球団を所有する上場会社はソフトバンクG、楽天、DeNA、ヤクルトなど少なくありません。しかし所有する球団の成績が株主総会で毎年話題となる企業は、阪神タイガースを傘下に持つ阪急阪神ホールディングス(以下、阪急阪神HD)くらいでしょう。
しかし、今年は新型コロナの影響でプロ野球の公式戦は6月19日にスタートします。例年は株主総会前の阪神タイガースの成績にも一喜一憂せざるを得ない阪急阪神HD経営陣ですが、今年の株主総会は6月17日と、プロ野球開幕前に株主総会が開催されるという異例のスケジュールになりました。
そのため、今年の阪急阪神HDの株主総会は、阪神タイガースの成績という心配の種が一つない状態で行われます。しかも、昨年の阪神タイガースの成績は矢野監督体制1年目でセリーグ第3位であり、比較的突っ込みどころが少ない状態です。
シーズンオフに藤浪晋太郎選手の新型コロナウイルス感染問題はあったものの、球団関連の質問が例年より減るであろうという点では、今年の阪急阪神HDの株主総会は静かに進むかもしれません。