#OscarsSoWhite(オスカーは白人だらけ)から5年、アカデミー賞が新基準を制定することを発表(ハーパーズ バザー・オンライン)
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2015年、アカデミー賞を主宰する映画芸術科学アカデミーが演技関係の賞の候補者20人にすべて白人を選んだ年(2年連続でそうなった1年目)に、#OscarsSoWhite(オスカーは白人だらけ)というハッシュタグが誕生した。それ以来、同団体は人種差別の歴史を撤廃することを目標にしてきた。そのゴールのため、長年の懸案事項であった「オスカーの資格に、より多様な表現と包括性を発展させるための新たな基準を設け、2020年7月31日までに実施する」という計画がこのほど発表された。
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2021年の作品に栄誉を与える第94回アカデミー賞で、候補作品に多様性を持たせたいと願う方策のひとつが作品賞候補を確実に10作品選ぶことだ。以前も作品賞部門の候補作は10作品だったが、近年は複雑なノミネーションシステムのために数が変動していた。今回の変更は先週木曜、ジョージ・フロイドの葬儀と重なるのを避けるため2日遅らせて行われたZoom会議で承認された。
『The Hollywood Reporter』紙によると、アカデミーのCEOドーン・ハドソンは「アカデミーは大きく前進しましたが、委員会に確実に平等な機会をもたらすためにはさらにもっとすべきことがあることは承知しています。早急にこの問題に取り組む必要があります。そのために我々は規約と投票プロセスを改正し、見直しを続けて、確実にすべての声が取り上げられ、讃えられるようにしていきます」との声明を出したという。