マイケル・J・フォックス、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のギター演奏シーンの苦労を語る。(VOGUE JAPAN)
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1985年に公開された大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティ・マクフライ役を演じたマイケル・J・フォックスが、ギターの演奏シーン撮影までの苦労を語った。ロバート・ゼメキス監督にギターが弾けると言ってしまったことから、チャック・ベリーの「ジョニー・B.グッド」を演奏するシーンへ向けて猛特訓することになったという。
マイケルは『エンパイア』誌のインタビューの中でこう振り返っている。「僕が『ジョニー・B.グッド』のシーンを撮影した時、弾き方を教えてくれた素晴らしいギターの先生がいたんだよ。ロバート(・ゼメキス)に『このシーンをやる時、僕がギターを弾くから指の動きに音楽を合わせて欲しい。手の映像はいつカットしてもらっても構わない』って話していた。そう言ったからには、上手くできるよう自分にプレッシャーをかけたよ。だからポール・ハンソンっていうギターの先生をつけたんだ」
さらにマイケルは、お気に入りのギタリスト達の動きを練習して撮影に備えたという。「4週間この曲を練習すると同時に、マドンナの振付師からも指導を受けた。『僕はアヒルのように踊る。ダンスが下手なんだ。でも、僕のお気に入りのギタリスト達の特徴や身体の動き、奇癖を合わせた動きをしたい。ピート・タウンゼンドの(風車のように右腕を大きく回しながら弾く)ウィンドミル、ジミ・ヘンドリックスの背中で弾く方法、チャック・ベリーのダックウォークをね』って言ったんだ」