藤井聡太七段が羽生善治九段と早指しルールで初対局(日刊スポーツ)

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将棋の藤井聡太七段(17)が、1手ごとに一定時間が加算され持ち時間がなくなると負けになる「フィッシャールール」で、羽生善治九段(49)と初めて対局する。インターネット配信大手ABEMAが主催する、棋士たちによる初の団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」予選Dリーグの第2試合で、藤井七段は永瀬拓矢叡王・王座(27)率いる「チーム永瀬」、羽生九段はABEMAを率いるサイバーエージェントの藤田晋社長が総監督を務める「アベマドリームチーム」の一員として、大将戦で激突。対局のもようは、21日午後7時からABEMAの「将棋チャンネル」で配信する。 【写真】対局中の藤井七段 「第3回AbemaTVトーナメント」は、将棋界初のドラフトで決定した、3人1組の全12チームによる団体戦を行い、優勝賞金1000万円を争う。藤井七段は、4日の第91期ヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦で永瀬二冠に勝って史上最年少でのタイトル初挑戦権を得た。さらに第61期王位戦挑戦者決定リーグ戦でも、23日の決定戦で再び永瀬二冠との対局が決まっている。そんな因縁の永瀬二冠とチームを組んで「第3回AbemaTVトーナメント」に臨む。 「第3回AbemaTVトーナメント」で運用される「AbemaTVルール」は、羽生九段の着想から作られたもので、持ち時間5分で開始し、1手指すごとに5秒が加算、持ち時間が切れると負けとなる、フィッシャールールを採用。1対局約30分とスピーディーな展開が見所で、まさに“将棋界早指し王決定戦”とも言うべき大会となる。 藤井七段は、羽生九段との初のフィッシャールール対局を前に「自分もいいパフォーマンスを出して、熱戦にできればというふうに思っています」と抱負を語った。一方、17年の非公式戦「藤井聡太四段 炎の七番勝負」で藤井七段に敗れた羽生九段は「藤井さんはこのルールでも非常に強いのは、解説とか対局を見ていてもよく分かる」と語った。

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(2020/06/15)