小池氏「大東京を誰に」カイロ大卒業証書&政策公開(日刊スポーツ)

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東京都の小池百合子知事は15日の会見で、エジプト・カイロ大卒業をめぐる学歴詐称疑惑が浮上していることを受け、2種類の卒業証書を公開した。都知事選告示を控え、学歴問題に焦点が当たるのは本意ではないとの認識からだ。都知事選の政策も発表し、東京版CDC(疾病対策センター)の創設など、新型コロナウイルス感染対策を強く打ち出した。「東京を誰に担わせるのが最適か」が争点になると述べ、現職のプライドをにじませた。 【別カット】若き日の小池知事の写真がついたカイロ大の卒業証書の原本    ◇   ◇   ◇ 「どうぞ、ご自由にごらん頂きたい」。小池氏は政策発表会見の最後、唐突に自ら卒業証書の話題に触れ、現物とコピーの2種類の卒業証書を公開した。 「前回(12日の出馬会見で)も質問がありましたが、これまで何度も『公表してきた』とお答えしている」とした上で「これから選挙戦が始まるが、政策論争よりも卒業証書の話ばかりが先に出てくるのは、ふさわしくないと考えている」と、学歴詐称疑惑の過熱に不快感を表明。「何度も公開させてもらっているものだ」と述べ、これまで一部メディアで示してきたものとする証書の公開に踏み切った。告示前に「疑惑」論争に一定のケリをつけたかったとみられる。 会見では都知事選で訴える政策を発表。新型コロナの第2波に備えたCDC創設や、PCRなど各種検査体制の強化など、コロナ対応を前面に押し出した。その上で「稼ぐ東京」「人」「都民ファースト視点での行財政改革委」の3つの柱を示し、都政を前進させるための政策を並べた。 前回は待機児童や介護離職などをなくすとして「7つのゼロ」と、具体的な数値に触れたが、今回はその数値目標がない理由を問われ「さまざまな数字は今、(都として)長期戦略を練っている。現職だし、そこに目標の数値を上げている」と述べるにとどめた。 山本太郎氏が新たに出馬表明した後の記者会見。自身に挑む他候補への対抗心も、にじんだ。知事選の争点を問われると「『大東京』をだれに担わせるのが最適かということに尽きる。前に行くか、後戻りするか、全然違う方向に行ってしまうのか。それをもとに政策論争したい」。 山本氏が打ち出した東京大会中止については「準備してきたアスリートや子どもたちがワクワクするような大会を実行するため、関係者との連携をはかりながら準備を進めたい」とした

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(2020/06/15)