プロ野球選手会、登録日数合意できなくても開幕へ(日刊スポーツ)

【リンク先抜粋】
セ、パ両リーグは15日、今季の残り日程を発表した。クライマックスシリーズ(CS)は、パ・リーグが1位と2位による4試合制の対戦のみ実施することになった。 【写真】質問に答えるプロ野球選手会炭谷会長と森事務局長 新型コロナウイルスの感染リスク軽減のために組んだセ・リーグの東西集中開催は7月中旬から、パ・リーグの同一カード6連戦は8月下旬から通常の日程編成に戻る。また日本プロ野球選手会はオンラインで臨時大会を開催。シーズン短縮に伴う出場登録日数の扱いで日本野球機構(NPB)側と合意に至っていないが、6月19日から開幕する公式戦はボイコットしないことを決議した。    ◇   ◇   ◇ 選手会は開幕の大義へ歩調を合わせた。FAにも絡む出場登録日数の問題は、今日16日にNPBとの事務折衝を控え、まだ合意していない。だが炭谷銀仁朗会長は「この議論を棚上げされて開幕を拒否すべきかという点に選手全員が否定し、開幕に向けて努力することを確認した」と示した。開幕前に合意できなくても交渉は継続し、ボイコットはせずに6月19日に向かう。 出場登録日数は係数でNPBと意見が分かれている。145日以上で1シーズンとカウントされるFA権。だが今季は日程短縮で最長でも141日となる。1試合の価値が変わるため、選手会は登録日数での換算を求めているが、球団側は試合数での換算をベースとした。提示している係数は明らかにしていないが、例えば選手会は通常シーズンで登録可能な最大190日に換算すると、今季は1・35の係数を実数に掛ける形になる。一方、球団側は143試合に換算する形となり、係数は1・19。係数が高い方が1試合の価値が高まるため、炭谷会長は「譲れない数字というのは決議した」と妥協点を事務折衝で見いだす。 年俸削減で労使で紛糾しているMLBとは違う。NPB、12球団の開幕への尽力に感謝し「ファンの皆さん、そして全国でそれぞれ置かれた状況で戦っている皆さんに少しでも元気になっていただくために全力でプレーすることを誓いたい」と表明した。

続きはこちら

(2020/06/15)