関電・岩根前社長『答弁は差し控える』何も語らず…会社側は旧経営陣を提訴決定へ(MBSニュース)

【リンク先抜粋】
 関西電力は6月15日に臨時の監査役会を開き、金品受領問題などについて、当時の経営陣に対する損害賠償を求めて提訴することを最終決定する見通しです。  関西電力では、歴代の幹部らが福井県高浜町の森山栄治元助役などから約3億6000万円分の金品を受け取っていた問題が発覚しました。そして6月8日、外部の弁護士らによる調査委員会は、八木誠前会長や岩根茂樹前社長ら当時の役員5人が小判や商品券などの金品を受け取っていたことを取締役会に報告しなかったなどの注意義務違反があったとの報告書を発表しました。  また、東日本大震災の影響で原発が停止したことを受けた電気料金の値上げに伴ってカットした豊松秀己元副社長らの役員報酬を、森詳介前相談役や八木前会長らが別の名目で月90万円分上乗せして補填していたことについても、注意義務違反があったと認定しました。  これらを合わせて調査委員会は、役員5人が関西電力に対して約13億円の損害を与えたと結論付けました。関係者によりますと、関西電力は6月9日に監査役会を開き、岩根前社長らに損害賠償を求めて提訴する方針を固めたということです。  岩根前社長は6月15日朝、MBSの取材に対して…    (記者)「提訴の方針について受け止めは?」 (岩根前社長)「答弁は差し控えさせていただきます。」    (記者)「金品受領について注意義務違反の認定を受けたが?」 (岩根前社長)「答弁は差し控えさせていただきます。」  また、八木前会長は「取材に応じない」との姿勢を示しています。  関西電力は6月15日の臨時の監査役会で、最終的な提訴について決定する見通しです。

続きはこちら

(2020/06/15)