マスク着用はコミュニケーションの妨げになる?|研究結果(ライフハッカー[日本版])

【リンク先抜粋】
自分の経験を振り返ってみました。国際空港勤務時代には、マスクをした多くの、特にアジアからのお客さんと接しましたが、マスクをしていても相手の感情が比較的わかることを思い出したのです。 特に感謝や喜びなどポジティブな感情はたしかに良くわかりました。当時は気づきませんでしたが、それは顔の見えている部分の動きや声が感情を表現していたからなんですね。 コロナ禍前からマスクをすることが当たり前だった日本人なら、マスクを着けている他人の表情や感情が意外にわかることは実感しているかもしれません。 一方、アメリカ生活においてはアメリカ人のマスクに対する拒否感を長年感じていました。「マスク着用者=怪しい人」という不文律のようなものがありました。 それは今でもなくなったとは言えませんが、コロナ感染予防としてマスク着用が奨励されマスクを着ける人が増えるにつれ、少しずつマスクに対する抵抗感やマイナスイメージも薄れてきているようです。 マスクに対するネガティブな思い込みが一気に変わったらいいなと思います。 アメリカ人のマスクへの抵抗感を考えた時に、アメリカ人の見知らぬ人にもニコニコする、笑顔で接する傾向も無視できないでしょう。 アメリカ人が他人にも笑顔で接することは、言葉の通じない可能性がある移民が多い社会であることから、笑顔が円滑なコミュニケーションツールとして使われていることがありました(Mashing Up参照)。 マスクで「大きく開けた笑顔の口」が隠されてしまうことがアメリカ人のコミュニケーションに影響を与えて、マスクへの抵抗感や違和感につながっている可能性もあると思いました。 日本には「目は口ほどに物を言う」ということわざが、そして英語にも同じ意味の表現があります。それはどうやら誇張ではないようです。 ただし、Hessさんの研究によると口と鼻が覆われているがゆえにわかりにくい感情もあるとか。それは恐怖と驚きで、それらの感情を表すのに口が重要な役目を果たしているからだそうです。

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(2020/06/15)