香港にタイだしスープがベースの新星うどん「赤い鯛」 1日50キロのタイの骨使う(みんなの経済新聞ネットワーク)

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 香港で古い建物や商店も多く立ち並ぶ灣仔道(221-221A Wan Chai Road)に6月8日、タイだしをベースにしたうどんをメインに展開する「赤い鯛(たい)」がオープンした。(香港経済新聞) 【写真】テーブル席を中心にシンプルに仕上げた店内の様子  日本好きの香港人4人が頻繁に日本に旅行する中で出合ったタイのだしにほれ込み、創業メンバーの一人が6年、日本で生活した経験があり、一人が日本でタイを使った料理を師匠から習い、1年半の準備期間を経て開業にこぎ着けた。店名の由来は、マダイが日本では縁起が良いもので、祝いの席などでも欠かせない存在であることから、店名として採用したという。  入り口には「たい」と白い平仮名で書かれた赤いちょうちんをつるし、清潔感ある店内にはボックス席とカウンターを組み合わせた40席を用意。1日に使うだしを取るためのタイの骨は約50キロ。これが150杯程度の麺類のスープになるという。メニューでは、江戸時代にタイの9つの骨に出合うのは大変縁起のいいことだとされたという伝説「鯛の九つ道具」を紹介している。  タイのだしを取り入れているメニューが多く、「元祖チャーシュー濃い鯛うどん」(82香港ドル)はチャーシューにも力を入れる。柔らかい肉質を保つため、特別なたれを使って4~5時間程度、低温でゆっくりと調理したもので最後に炙(あぶ)って仕上げるが、うどんには稲庭うどんを採用し、白濁でクリーミーなタイの骨で取っただしのスープと組みわせて提供する。  「石焼ホタテ・イカ・イクラと濃い鯛汁泡飯」(118香港ドル)は、米のカタチが見えない香港の粥(かゆ)とは異なり、お茶漬けに近い感覚の粥。縁起も栄養も良いホタテとタンパク質・アミノ酸・タウリンが豊かなイカを使うことが疲労回復にもつながるようにと考えたという。黒い石焼き鍋で熱々の状態を楽しむ。  ビジュアルと素材にこだわったメニューは2つ。「松葉ガニ・ホタテ・イクラとの濃い鯛汁うどん」(135香港ドル)と「ボストンロブスター濃い鯛汁うどん」(138香港ドル)は、カニやロブスターを殻ごと調理して提供することで見た目にもインパクトを持たせた。  タイのかば焼きも定食(98香港ドル)として提供。タイの腹は脂肪が最も多く、魚肉と脂肪のバランスが良く、特製のたれを使って焼き上げ、煮込み、日本米の上に載せて

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(2020/06/15)