ダルビッシュ有も苦言…アンジャ渡部への異常な“ネット叩き”に臨床心理士「遠隔信仰のギャップが出たのでは」(ABEMA TIMES)

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 臨床心理士で心理カウンセラーも務める明星大学准教授の藤井靖氏は、まずダルビッシュの投稿について「率直なツイートがダルビッシュさんの魅力。一方で彼は今までゴシップやスクープの対象になってきた方。おそらくマスコミを敵と捉えてきた背景がある。これを対比誤差と言うが、自分が敵だと思ってきた対象には、少し過剰に反応してしまうところがあるのかもしれない」と解説した。  また情報の「レベル」についても「不倫のスキャンダルについては、情報としてレベルが低いという言及をされる場合があるが、人には知識欲がある。食欲、睡眠欲、性欲に次ぐ4つ目の欲求とも言われていて、固いニュースが知りたい人もいれば、ゴシップ系を欲している人もいる」と、人の価値観によって情報の重要性も異なってくると指摘した。  この不倫報道をきっかけに、ネット上でのバッシングが加速することについて、藤井氏は「ネットという集団心理がそうさせている」と語った。渡部の件に限らず、不倫に対して不快感を持つ人はそれなりの数がいる。ただ、実生活で不快感を覚えたからといって、直接本人に批判的なことを言うかといえば、そうでないことの方が多い。「フォールスコンセンサスといって、人は誰しも、自分は一般的な人間であり、自分が思っていることは、みんなが思っていることと同じであると感じてしまう。先に批判をしている投稿を見れば、自分と同じ感覚なのだと思い、自分も投稿を繰り返してしまう」と、批判が批判を呼んでいるとした。さらに「非難も本当の意味ではなく、人の不幸に対してあまり深く考えず、エンタメチックに、半ば面白がって対象を探している」という問題点も挙げた。

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(2020/06/15)