「ペンギン3羽分」のソーシャルディスタンスで、すみだ水族館が3か月半ぶり再開(スポーツ報知)

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3月1日から臨時休館していた「すみだ水族館」(東京・墨田区)が15日、約3か月半ぶりに再開した。開館時間の午前10時前に130人が詰めかける盛況ぶりで、予定よりも5分早めてオープンした。  感染防止対策を徹底する中で、消毒や検温はもちろん、ソーシャルディスタンスを呼び掛けるために工夫を凝らした。2メートルを水族館の生き物たちの体長に換算。「ペンギン3羽」「チンアナゴ7匹」など、分かりやすいイラストが描かれたマットを作成し、行列になりやすい玄関や水族館内のカフェに敷いた。スタッフも入館を待つ来館者に「ペンギン3羽分くらい空けてお待ちください。2メートルくらいです」と呼び掛けていた。  子どもたちは入館前からマットを見て「あ!ペンギンだ」と大はしゃぎ。同館では休館中の4月に3羽のマゼランペンギンの赤ちゃん「おもち」「おこめ」「きなこ」が誕生。来館者は館内でもペンギンのエサやりなどに見入っていた。  2歳の娘と一緒にペンギンなどを見て楽しんだ台東区の女性(37)は「自転車で来られる近所だが、なかなか来る機会がなかった。コロナで家に籠もりっきりで、ちょうど再開ということで初めて来てみたら楽しかった。年間パスを買ったのでこれからも来たい」と笑顔だった。  ちなみにマゼランペンギンの成鳥が体長約70センチで、3羽でおよそ2メートルになるという。マットには他にも「ミズクラゲ10匹」「アカクラゲ1匹」「オットセイ1・3頭」「シロワニ0・8頭」のバージョンがある。  中村雄介館長(44)は再開に「うれしいですね。たくさんのお客様にお越しいただき、館内の生き物を見て喜んでいただく様子を我々も久しぶりに見ることができて、やっぱりいいなあと思いました。お客様に楽しんでいただきたいという思いを新たにしましたね」と話した。

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(2020/06/15)