G倒開幕ダッシュや!阪神がMBFクリーンアップ(日刊スポーツ)

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<練習試合:オリックス3-3阪神>◇14日◇京セラドーム大阪 現役最年長の阪神福留孝介外野手(43)が、開幕万全をアピールした。練習試合の最終オリックス戦でエース格の山本から貫禄の適時二塁打。初回の3点先制を導き、矢野監督もこの日初結成した3番マルテ、4番ボーア、5番福留の“20年版MBFクリーンアップ”に手応えだ。開幕相手の巨人菅野には18年、今年と同じ敵地開幕で先制決勝弾を放った好相性。大ベテランがG倒開幕ダッシュ&15年ぶりVを引っ張る。 【写真】左翼線へ適時二塁打を放つ福留孝介    ◇   ◇   ◇ 百戦錬磨の福留が、昨季のパ・リーグ最優秀防御率右腕、山本を攻め立てた。1回1死一、二塁。カウント2-2から、外角いっぱい139キロフォークをうまく拾った。「マルテが(先制打を)打ってくれて、初回で追加点を取っておきたい場面だったので、ランナーをかえすことができて良かった」。狙い澄ましたように左翼線に適時二塁打を落とした。球界最年長が侍ジャパンでも活躍する若き成長株を仕留めた。 今季も背番号8の背中が頼もしい。左翼のスタメン候補だった新外国人サンズの2軍降格が前日決定。19日の開幕巨人戦(東京ドーム)でのスタメン発進が確実となった。この日は練習試合で初めて5番で出場。3番マルテ、4番ボーア、5番福留と、20年版クリーンアップの「MBF砲」が並び立った。初回にはマルテが左中間を破る先制の適時二塁打を放ち、ボーアが四球。福留がタイムリーと波状攻撃を仕掛け、理想的な形で3点を先制した。 「打順は関係なく何番を打とうが、打席の中で自分のできることをする。(チャンスで回っても)そこでまた僕自身も後ろにつなげることができるように。チームとして後ろへ後ろへつなげることができれば」。つなぎの5番を強調するが、4日後の開幕戦で大爆発の予感はデータにも漂う。 開幕投手の菅野との通算対戦成績は打率3割1分6厘、4本塁打、9打点の好相性。しかも2年前の18年、同じ東京ドームの開幕戦では2回に左翼ポール直撃の先制決勝ソロを決めた。当時41歳。その年の12球団最速アーチで菅野KOの道筋を作り、快勝発進に貢献した。もともと「東京ドーム」と「開幕戦」も得意にしており、菅野撃ち再現の期待はますます高まる。 矢野監督は「チームにとって色々と手本になってくれる選手」と最敬礼。福留は

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(2020/06/14)