【民主主義より専制主義?】元F1世界の独裁者 バーニー・エクレストンにインタビュー 後編(AUTOCAR JAPAN)
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AC:もし彼のマネージャーなら、どういうアドバイスをしますか?
BE:そうですね。彼はいま難しいポジションにいます。いまのフェラーリとの契約は今シーズンで終了します。もし、今年彼が自らの能力を証明することが出来れば、来年もチームに残るでしょう。もしそれが出来なければ、彼はレッドブルに喜んで移籍するでしょう。レッドブルはセバスチャンを愛しているのですから…
AC:彼はレッドブルを出るべきだったんでしょうか?
BE:いま考えると答えはノーです。ですが、ほとんどのドライバーはフェラーリのマシンに乗りたいのです。金銭的メリットもあったのでしょう。
AC:では、ハミルトンはフェラーリに移籍すべきだと思いますか?
BE:移籍してもあまり上手くいくとは思えません。彼はチーム全体を掌握することが当然だと思っています。彼が移籍したとして、依然としてチームがルクレールに夢中であれば、ハミルトンはないがしろにされることになります。
AC:ハミルトンについてどう思いますか? F1パイロットとしては珍しいタイプではないでしょうか?
BE:そうですね。彼は特別です。それは素晴らしいことであり、一流の人間性も備えたF1界だけに留まらない人物です。ファッションに手を出したり、ラッパーの友人がいても何も問題はありません。彼の行動を制限するようなマネをすべきだとは思いません。自らの言葉で話し、物議を醸すこともありますが、そうした自らの立場を活かすのは当然です。そして、F1があまりにも安全になり過ぎているとも話していますが、彼の意見に賛成です。だれもケガをする場面など見たいとは思いませんが、いまF1からはドキドキするような興奮が失われています。