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熊本市の百貨店では、親子３人が制作した工芸品や日本画の作品展が開かれています。 この展示会は木工・漆・日本画と様々な作品作りに取り組む戸田さん親子３人が開いたものです。 これは父親であり、息子２人の師匠でもある東蔭さんの作品。 テーマとした「黒」を何層にも塗り重ね濃淡をつけたことで絵に深みを持たせています。 いまはもう使われていない杵や鍋のフタなども装飾品として鮮やかに現代に甦らせました。 長男、純一さんは、自然の風合いを生かし木目の美しさを引き立てます。 一方、次男の友雪さんの作品は、丁寧な下地に漆を重ね陶器のような滑らかさと艶が特徴です。 「見る人の心の癒しになれば」と作られたおよそ１２０点の展示会は、鶴屋百貨店で１６日までです。

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(2020/06/14)