高津監督は心配「状態良くない」エース小川6失点(日刊スポーツ)
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<練習試合:ヤクルト2-9楽天>◇14日◇神宮
ヤクルトのエース小川泰弘投手にとって、不安要素が残る開幕前最後の試合となった。
【写真】2点を先制され、雨がしたたるベンチにうつむき気味に戻る小川
先発したが、2回2/3を53球で被安打8の6失点で降板した。雨が降り続き足場も悪く、3回1死三塁で楽天ブラッシュに四球を与えると、ベンチから高津監督が出て球審と話し、マウンドに土が入った。直球にはキレがあったが、要所で変化球が決まらず、ボール先行の苦しい投球となった。
3回2死満塁でマウンドを降り「全体的に自分のボールを操ることができなかった。開幕までにしっかり調整します」とコメントした。
開幕ローテの2番手として20日の中日戦(神宮)での先発が濃厚。2、3月のオープン戦が3試合投げて防御率1・38と安定していただけに、高津監督も「(練習試合が)再開してから、あまり状態が良くない。スピードもコントロールも。ちょっと攻める気持ちも少なくなっている気がする」と心配していた。