介護人材確保今こそ コロナ第2波備え態勢強化 静岡県内業界「仕事に興味を」(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 新型コロナウイルス感染拡大により全国で休業したり採用活動を縮小したりする事業所が相次ぐ中、高齢者福祉施設などの介護業界が人材確保に力を注いでいる。慢性的な人手不足が続く上、感染の第2波などを見据えた態勢強化も欠かせない。オンラインを活用するなど就職希望者との面談方法を工夫する施設もあり、関係者は「介護の仕事に目を向けてもらえる機会になれば」と呼び掛ける。  「余裕を持って人員を配置する必要がある」。特別養護老人ホーム「白扇閣」(静岡市清水区)の久保田和宏施設長は、感染拡大対策の肝をこう語る。体調不良を感じたら気兼ねなく休める環境づくりはもちろんのこと、長期にわたる闘いを見据えて「スタッフのストレス管理にも気を使わなければならない」と指摘する。  同施設は新卒採用に重点を置くが、今年の就職説明会などは軒並み中止に。学生との接点をつくるため、オンラインでの施設見学や選考を進める考えだ。タブレット端末を使い、就職希望者に設備を生配信で紹介することを検討している。  静岡市駿河区の介護老人福祉施設「登呂の家」の西勇司施設長も「良い人材が見つかれば、ぜひ雇いたい」と前向きな姿勢を示す。感染症の第2波で現場が逼迫(ひっぱく)する恐れもあり「今のうちにスタッフを確保したいと考える施設は多いはず」と語る。  福祉関連の就職フェアを開催する県社会福祉人材センターは5月から、3密対策として時間をずらして1団体ずつブースを構える形の説明会を実施。持ち時間内に収まらないほどの人が参加することがあったため、説明ブースの増設を検討している。  同センター人材課主任の寺沢友裕さんは「他業種を希望していた求職者が、景気に左右されない福祉業界に興味を持つことが増えていると感じる。仕事を探す人と、人材を求める施設側のマッチングが活発化することに期待したい」と話した。  ■就職フェア 初のオンライン 8月、県社会福祉人材センターなど  県社会福祉人材センターと県は8月21~25日、初のオンラインによる就職&進学フェアを開催する。福祉、介護、保育施設などを運営する県内120社ほどが出展予定。7月から就職希望者の参加を募集する。  同センターが各社から施設を紹介する写真やナレーション原稿、代表からのメッセージなどの提供を受け、動画に編集。参加者は自宅で閲覧し、就職を希望すれば同センター

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(2020/06/14)