ジョコビッチ主催のツアーが一部中止へ「開催は難しいと判断」、渡航制限が緩和されず<男子テニス>(tennis365.net)
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男子テニスで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)が主催するエキシビションマッチの「アドリア・ツアー」が13日に公式サイトで、一部ツアー内容を中止すると発表した。
【ジョコ 問題発言に戸惑い】
同ツアーはジョコビッチが主催し、13日に開幕。当初は13・14日にセルビア、20・21日にクロアチア、27・28日にモンテネグロ、7月3・4日にボスニア・ヘルツェゴビナで行われる予定だったが、モンテネグロでのツアーが中止になると公表された。
大会の公式サイトでトーナメントディレクターであり、ノヴァーク・ジョコビッチの弟でもあるジョルディ・ジョコビッチ(セルビア)は「何週間もの間、僕らは全てを調整し、全てのスポーツファンのためにスペクタクルな準備する方法を見つけようとしてきました。しかし、セルビア市民がモンテネグロの公衆衛生研究所のリストに載っていないため、モンテネグロへ渡航ができないという事実から始まり、さらなる課題がありました。私たちはこの措置が変更されることを望んでいましたが、それはまだ改善されていません。チームのメンバーの数が多く、彼らがいなければ技術的な部分を完璧に遂行することができないため、これは克服できない障害です」とコメントを発表。
続けて「それに加えて、審判、同行スタッフ、多数の専門家の到着を手配する必要がありました。また、このようなイベントの開催には、モンテネグロにはない多くの制約があり、アドリア・ツアーを期待されるレベルで開催することが難しいと判断しました。今はそれが不可能であり、もはや待っている時間はないため、モンテネグロでの大会開催を中止することを決定しました」と語られた。
同大会には世界ランク1位のジョコビッチの他に同3位のD・ティーム(オーストリア)、同7位のA・ズベレフ(ドイツ)、同19位のG・ディミトロフ(ブルガリア)、同23位のD・ラヨビッチ(セルビア)、同32位のF・クライノビッチ(セルビア)らが出場している。