バーチャル・ル・マン24時間レースがスタート! トヨタ8号車にいきなり試練(motorsport.com 日本版)
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史上初の試みであり、世界最大のバーチャルレースである『バーチャル・ル・マン24時間レース』がスタート。豪華イベントがバーチャルで幕を開けた。
【生配信中!】必見の豪華イベント! バーチャル ル・マン24時間レース(英語実況)
新型コロナウイルスの影響により、ル・マン24時間レースは開催延期。代わって、本来伝統のレースが行なわれる予定だった週末に、世界中から現実のプロドライバー、凄腕のシムレーサーが集い、LMP2クラス30台、GTEクラス20台の計50台によるバーチャル・バトルが行なわれることになった。
水素燃料電池車のLMPマシンが先導する中、各車がフォーメーションラップへ。現実さながら、ドライバーたちは入念にタイヤを暖めスタートを待った。
LMP2クラスはポールポジションのバイコレス4号車が首位をキープ。GTEクラスも、ポルシェ・Eスポーツ・チーム93号車がトップを守った。
トヨタ勢は、クラス中団位置からのスタートだったが、ブレンドン・ハートレーがスタートを担当した8号車がスピンしクラッシュ。右リヤタイヤを失ってしまい、レース開始から10分足らずで厳しい状況に追いやられるという、波乱の幕開けとなった。
ピットに戻った8号車は、5分のマシンストップを経てコースに復帰。一方、首位を走るバイコレス4号車にはジャンプスタートがあったと判定され、ペナルティを受けてしまった。
レース開始から30分を前に、首位はE-TEAM WRTの30号車。トヨタの7号車は、スタートを担当したホセ・マリア・ロペスが次々とオーバーテイク。予選順位から5つ以上ポジションを上げた。
最初のピットストップを行なうマシンが出るなどレースが動き始める中、フェルナンド・アロンソが駆るFA/RB ALLINSPORTの14号車がGTEクラスのマシンと接触。ストップ&ゴーペナルティを受ける場面もあった。
まだまだレースは序盤だが、各所でバトルが勃発。白熱のレースが繰り広げられている。