ベビーシッターのわいせつ事件 被害に遭わないための防止策は?(TOKYO MX)

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TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。5月29日(金)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、ジャーナリストの中野円佳さんが“ベビーシッターによるわいせつ事件”について述べました。 ◆ベビーシッターにお願いするリスクとは…… 2019年6月、キャンプに参加した男子児童に性的暴行を加え、その様子を撮影したとして、警視庁は5月13日、強制性交と児童買春・ポルノ禁止法違反の容疑でベビーシッターなどのマッチングサービス「キッズライン」に登録していた元ベビーシッターの橋本晃典容疑者を再逮捕。橋本容疑者は2019年11月にもベビーシッター中に男児の体を触ったとして強制わいせつ容疑で逮捕されており、今回の逮捕で4度目。調べに対し、橋本容疑者は黙秘を続けています。 保育園や学校の教員などによる性犯罪が後を絶たないなか、なかでもベビーシッターは第三者の目が届きにくく、仕事は長時間。さらには依頼者の住所や家族構成、不在時間なども熟知しているため危険度が高く、2014年にはシッターによる殺人事件も起こっているだけに、中野さんは「今回の事件は非常に重く受け止めている」と言います。 そこで、この日は被害を少しでも減らすための3つのポイントを紹介。 1つ目は「子どもに関わる仕事をする人の犯罪歴チェックを可能にすること」。中野さんは、「子どもへの性加害の再犯率が高いと言われていることを考えると、国としてこういう制度を入れてほしい」と訴えます。 2つ目は「事業者側が登録・採用のハードルを上げること」。多くのマッチングサービスを取材してきた中野さんによると、家事代行で採用をオンライン審査のみに切り替えた際、スタッフの質が低下し、クレームが続出した事例があるそう。それだけに「シッターは自分で被害を訴えられない子どもの命を預かる領域なので、法制度で逮捕歴がチェックできないなかでは、これができることのひとつ」と中野さん。 3つ目は「事業者は利用者にリスクを周知すること」。今回の「キッズライン」も審査は厳格に行っていたものの、それでも事件が起こってしまっただけに、「利用者はリスクがあることを知って使う必要がある」と中野さんは指摘。まずは在宅中にお願いして様子を見るなど、「リスクがあると知っていれば、できることもある」

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(2020/06/13)