【カワサキ Z H2 公道&サーキット試乗】気軽に毎日乗れるスーパーチャージドマシン…丸山浩(レスポンス)

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皆さんこんにちは。プロレーサー、テストライダーの丸山浩です。本日は最高出力200馬力!1000ccのスーパーチャージャー搭載バイク・カワサキ『Z H2』のインプレをお届けします。 関連画像を見る こちらでは普段バイクに馴染みのない方にもご覧頂けるでしょうから「バイクにスーパーチャージャーってどうなの?」というところから解説を。いやそれはもうとんでもないですよ。 ◆世界中が注目したカワサキのスーパーチャージドマシン カワサキが2種類のスーパーチャージドマシンを世に送り込んだのは2015年。公道仕様の『Ninja H2』は1000cc直列4気筒・最高出力200馬力というスペック。1000ccスーパースポーツという最もサーキット戦闘力の高いジャンルで概ね200馬力前後だから、まぁそれくらい出せるよね、と思うのは間違い。リミッター解除版・クローズドコース専用の『H2R』に至っては310馬力という化け物スペック。 加えて高速域では、走行風圧で吸気効率を上げるラムエアシステム分のパワーが上乗せされる。基本的にH2はRに蓋をしただけのようなものなので、過渡特性は似たようなもの。このぶっ飛びっぷりに、当然世界中のバイク界隈は大注目。私自身何度も0-1000mや最高速アタックに挑んだが、そのキャラクターはかつて無いほど強烈だった。 スタートから過給が効いた瞬間、フロントはどこに行くか分からないほど跳ねまくり、300km/hを超えてもまだまだ加速していく。まるで「乗れるもんなら乗ってみろ!」と言わんばかりの暴れん坊。一方、電子制御系の発達した現代では、超オーバースペックをセーブしつつスーパーチャージャーの特性を楽しむことも出来る。そうしたバランス感が好評で、18年にはツアラー版の『H2 SX』というモデルも登場した。 そしてスーパーチャージドシリーズ第3弾となるのが、このZ H2だ。カウルを取り払ったネイキッド、中でもアグレッシブな走りに振ったストファイ(ストリートファイター)と呼ばれるジャンルに属する。果たして200馬力のパワーでストリートを楽しくファイトできるのか、そんなところを早速インプレしていこう。 ◆化け物スペックなはずなのに、ストリートでも気軽に乗れる まずは取り回し。車重は240kgと、同系統のマシンと比べそれなりに重量はあるものの、やはりH2やSXか

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(2020/06/13)