阪神ボーア対左無安打 イライラ隠せずタオル投げた(日刊スポーツ)

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<練習試合:オリックス1-1阪神>◇13日◇京セラドーム大阪 阪神新外国人のジャスティン・ボーア内野手(32)の左腕アレルギーが深刻だ。実戦26試合目で初めて4番を外れて「3番一塁」で先発し、4打席ともオリックス左腕の前に凡退。対左は2月から数えて全18打席、16打数連続ノーヒットとなった。14日の開幕前最後となる実戦で、不安を拭い去る一打が欲しい。 【写真】センターフライに倒れ、顔をくしゃくしゃにして汗をぬぐうボーア    ◇   ◇   ◇ いつもは紳士的で穏やかなボーアも、イライラを隠せなかった。0-0の6回無死一、二塁の第3打席。安打と四球で初めて打線がつながりを見せたが、2番手左腕山田の真ん中高めスライダーを引っ掛けて、二塁ゴロ併殺。天を仰ぐボーア。ベンチに座った後には顔の汗を拭いたタオルを前に放り投げた。 2日からの広島戦(甲子園)で3戦連発を放った後、すっかりバットが湿っている。特に左腕アレルギーが深刻だ。1回は先発左腕田嶋の外角低めスライダーにバットが出て三振。4回も田嶋の内角高めスライダーに手を出して平凡な中飛だった。8回は2死二塁の好機で、4番手左腕の海田の外角低めカットボールを引っ掛けて遊ゴロに終わった。4打席立って快音を響かすことはできなかった。 沖縄・宜野座キャンプ中の実戦から左投手には全18打席、16打数続けて無安打。開幕まで1週間を切り、不安要素であることは間違いない。矢野監督も「やっぱり初めての対戦でこれからやろうけど、こっちとしてはもっと打ってくれたり(走者を)かえしてくれたりを望んでいる」と頭を抱える。今季初めてボーアを4番から外して3番に配置したのはオーダーの選択肢を増やすためで、14日のオリックス戦では再び4番に戻す予定だ。指揮官は「慣れていきながらになると思う。もっと自分のスイングができる回数が増えてきたらいいな」と変わらぬ期待を寄せ、このまま開幕4番を託すとみられる。 メジャー通算92発の実力は間違いない。試合前練習のフリー打撃では42スイングで11本のスタンドインを数えた。うち3本は京セラドーム大阪の5階席まで運んだ。チーム浮沈の命運を握るのはB砲。開幕前の最終戦で、不安をすべて取り払う一打を放ってみせる。【只松憲】 ▼阪神で左打ちの外国人が開幕戦で先発4番に入れば、01年の新外国人クルーズ以来、19年ぶ

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(2020/06/13)