ランボルギーニ「アヴェンタドールSV」再評価。ランボ謹製V12を味わうなら「SV」がベスト(くるまのニュース)
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SVという2文字を見て心ときめかないランボルギーニファンはこの世にいない。古くは「ミウラ」のSV、さらには「ディアブロ」のSV、「ムルシエラゴ」のSVと、いずれも特別中の特別=夢のまた夢という存在であったからだ。
【動画】アヴェンタドール LP750-4 SVのサウンドを聞く!
もっともこれらのイニシャルSVはそれぞれに違う本名をもつ。
ミウラのそれは「スピント・ヴェローチェ」だったし、ディアブロは「スポーツ・ヴェローチェ」、そしてムルシエラゴは「スーパー・ヴェローチェ」だった。いずれもヴェローチェ(=速い)の凄い版だが、モデルにおける立ち位置が微妙に違った。
「ミウラSV」は最終仕様だったし、「ディアブロSV」は2駆のスポーツ仕様で、「ムルシエラゴSV」は最高性能グレードを意味した。
2011年にムルシエラゴの後継としてアヴェンタドールが登場すると、スタンダードモデルはまず「LP700-4」と呼ばれた。ムルシエラゴSVが「LP670-4」だったので、早くもそれを上回ってきたのだ。
それでもカーボンモノコックボディをもちパワートレイン設計も一新された革新的な新フラッグシップモデルの進化は止まらなかった。創立50周年を祝う記念モデル「アニヴェルサリオ」で「LP720-4」なり、さらにデビューから四年で早くもSV(スーパー・ヴェローチェ)に辿り着く。「LP750-4」である。
ランボルギーニファンやスーパーカーマニアなら先刻承知だろう。この後もアヴェンタドールは進化を続け、マイナーチェンジ版の「S」では(すでに車名として使わなくなったが)「LP740-4」となり、さらにSVの発展版の「SVJ」(この三文字もまたランボルギーニファンを狂喜乱舞させる!)ともなれば「LP770-4」にまで到達。
さらに6.5リットルV12単体のパワーでいうと、限定車でキャパシタハイブリッドシステムをもつ「シアン」用が785psと発表されており、さらにはウワサの「SVR」用としてスペシャルな830ps仕様の開発も進んでいるという。
というわけで、サンタアガタ製大排気量V12エンジンはいま「最後の進化」へと突き進んでいるわけだけれども、だからこそ今いちどこのL539エンジンの魅力を存分に味わってみたいと思った。そのためにどのモデルが適切か。
もちろん、現時点