アーチェリー代替試合、9月に菅平高原で 経営難の宿泊施設の支援にも(産経新聞)

【リンク先抜粋】
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で史上初の中止となった全国高校総合体育大会(インターハイ)。実施競技の一つ、アーチェリーでは9月26、27日の2日間、長野県上田市の菅平高原で高校生ら計150人を招待した大会が開かれる。夏合宿が軒並み中止となり、経営が逼迫する宿泊施設の支援も兼ねる。主催者はクラウドファンディングで450万円を募っており、遠征費などに充てる。  新潟県燕市のアーチェリーメーカー「DYNASTY(ダイナスティ)」やデザイナーらでつくる実行委員会が企画した。インターハイだけでなく、大学生も4月のリーグ戦などが中止となり、高校生90人と大学生60人を無料招待する。  菅平高原には約100カ所のペンションやホテルなどの宿泊施設があり、最大約9千人を収容可能。宿泊を伴うことにウイルスの感染も懸念されたが、高校生らが分散して宿泊できるため、実行委は密閉、密集、密接の「3密」が回避できると判断した。  菅平高原では毎年、全国の高校や大学が夏合宿を行う。ところが、菅平高原観光協会によると、新型コロナの影響で今夏は高校と大学の合宿は「ほぼゼロ」の状態という。大日方孝事務局長(64)は「菅平高原に活気が戻ると思う。宿泊施設にとってもありがたい」と話す。  実行委はクラウドファンディングで7月末までに450万円を募り、遠方からの参加者の遠征費の補助などに充てる考え。実行委メンバーでダイナスティの加藤健資さん(29)は「高校生や大学生に夏の思い出を作ってもらい、合宿の受け入れがなくなった宿泊施設にも貢献できれば」と意気込んでいる。(岡野祐己)

続きはこちら

(2020/06/13)