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　開幕前最後の登板は上々だった。オリックスの田嶋が先発で５回を投げ、無安打無失点。３四球を与えたが、緩急を使ってテンポよく投げ込み「自分のボールで思っていた通りに投げられた」と涼しげに話した。 　開幕カード２戦目となる２０日の楽天戦に先発予定。前回６日の広島戦は３回４失点で「力み過ぎた」と課題を残したが、この日は「目前の打者を打ち取ることだけに集中していた」。 　二回、味方の失策によって思わぬ形で得点圏に走者を置いたが「そこは僕がカバーすればいいこと」と後続をぴしゃり。西村監督も「（これまでで）一番良かった」と絶賛した。 　追求しているのは「力感のない、質のいい球」。球の回転数を上げるために手首の使い方を工夫しているという。３年目左腕は開幕へ向け「チームに貢献できる投球をしていきたい」と改めて誓った。

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(2020/06/13)