新潟BB菅原「タイプ違うが」主将代役チームけん引(日刊スポーツ)
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Wリーグの新潟BBラビッツは13日、新潟市秋葉区体育館で全体練習を行った。今季、副主将を務めるCF菅原絵梨奈(26)がチームをまとめている。主将のF北川直美(26)が右膝手術後のリハビリ中で別メニュー。主将不在の間、菅原が代役を担う。
【写真】感染防止のフェースシールドをして選手に声をかける大滝監督
メニューの合間、菅原は年下のメンバーに声をかける。大滝和雄監督(74)がボードを使ってプレーを説明した後や、選手が個人的に指摘を受けた直後だ。「監督に同じことを何度も言われないように。誰かが注意されたことも自分のこととして意識しないと」と、コミュニケーションを積極的に図る。
2日の全体ミーティングで副主将に任命された。主将の北川は率先して行動するタイプ。カバーするのが役目と自覚した。ただ北川がしばらく練習に加われない。「本当は表に出るタイプではないけど」。引っ張る部分も仕事と受け止めた。浅舞小、平鹿中、山梨学院大で主将の経験がある。周囲に目を配るリーダーシップは持っている。
プレーの部分でも今季はチームをけん引する。昨季の出場時間はチーム最長の348分15秒。大滝監督からは「点を決めてくれ」と持ち味の多彩なシュートに期待をかけられた。「大事な場面で1本決め、リバウンドを取れるようにしたい」。開幕のトヨタ紡織戦(9月19、20日、愛知・ウィングアリーナ刈谷)を見据え、準備をする。【斎藤慎一郎】
○…大滝監督が新型コロナウイルス感染防止用にフェースシールドを着用する。この日の練習後、スタッフから渡されたものを試しに装着。「思ったよりも窮屈じゃないね」。これまでは練習中はマスクを着けていたが「これからはこっち(フェースシールド)にしようか」とお気に入りの様子だった。