阪神西勇輝が古巣手玉「1週間で詰める」開幕へ上々(日刊スポーツ)

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<練習試合:オリックス3-3阪神>◇12日◇京セラドーム大阪 阪神西勇輝投手(29)が開幕デモ投で主軸をなで切った。オリックス戦に先発して5回1失点にまとめ、3番吉田正、メジャー通算282発の4番ジョーンズをともに2三振など7三振を奪った。2年ぶり2度目、移籍後初めての開幕投手に向けた最後のマウンドでいつもの笑顔も全開。準備は整った。19日の開幕戦では巨人のエース菅野と敵地で投げ合う。 【写真】オリックス対阪神 梅野と言葉を交わす西勇輝    ◇   ◇   ◇   ◇ 5回2死一塁、マウンド上の西勇は笑みが絶えなかった。打席にはオリックスの4番ジョーンズ。初球、内角低めのチェンジアップで空振りを誘うと、3球目は外角いっぱいにスライダーを決めて見逃しを奪った。最後は内角低めのシュートで見逃し三振。翻弄(ほんろう)された助っ人は諦めたようにバットを回し、苦笑いを浮かべてうつむいた。 「できたこと、できなかったことはありますが、開幕まであと1週間あるので、この1週間で詰めていければと思います。全体的に悪くはなかったと思います」。西勇の口ぶりは控えめでも、5回6安打1失点、7奪三振には内容があった。開幕戦へ上々のデモンストレーションとなった。 持ち前のコントロールを新助っ人に見せつけた。初回を7球で終え、2回先頭でジョーンズを迎えた。初球は内角高めのシュート、2球目は外角低めのチェンジアップと内外に投げ分けて追い込み、最後は外のスライダーで空振り三振。第2打席も中飛に打ち取って3打数無安打と、メジャー通算282本塁打のスラッガーに仕事をさせず。3番吉田正からも2三振を奪うなど主軸を手玉に取った。 実戦では毎回新たな配球を試して投球の幅を広げながら、安定した結果も残し続けてきた。開幕前最後の練習試合は古巣戦。相手先発は同じく開幕投手の山岡だった。「練習試合ですがオリックス時代からずっと仲良くしていますし、見てきた後輩なので、一緒に投げられて良かったですし、立派なエースになったなと思います」。かわいがってきた後輩との投げ合いは、いい刺激となったようだ。 チームは9、10日の敵地広島戦で計23失点するなど大敗。シーズンの成績には関係ないが、好投で悪い流れを止めた。開幕延期となっても、開幕投手を1度も変えなかった矢野監督も安心して送り出す。「6・19」はともに自身

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(2020/06/12)