「避妊すれば大丈夫」ではない? 医師が女性に性感染症検査を勧めるワケ(All About)

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ある日のこと。「性感染症の検査って、受けた方がいいのかな?」と同い年の友人に相談されました。彼女はひどい月経痛に悩まされ、大学1年生の頃からずっと低用量ピルを内服していました。低用量ピルによって避妊ができると考え、それ以外の避妊はせずにいたそうです。 私は婦人科を受診して性感染症検査を希望すれば、すぐに検査を受けられることを伝えましたが、そもそも婦人科を受診したことがないため、行くこと自体が煩わしい気持ちもあり、また、受診を考えるにしても仕事も忙しくなかなか診療時間内の受診が難しいと言います。 そこで私は、ネットで性感染症の検査キットを注文し、自分で検体を取って郵送すれば、匿名で検査結果をすぐに知ることもできるという方法を伝えました。友人は、自宅で簡単に検査ができるなんて知らなかったと、とても驚いていました。 実際に性感染症の検査経験のある女性の割合はどのくらいなのでしょうか。私がクリニックで緊急避妊薬を処方した女性33名に、性感染症の検査経験の有無を聞いてみたところ、検査経験があったのはわずか9名でした。中には、そもそも性感染症についてよく理解されていない方や、性感染症検査の存在を知らない方もいました。 まずは性感染症とはどのようなもので、どのようなリスクがあるのか、予防のために女性がすべきこと、できることについて、しっかり理解を深めていただければと思います。

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(2020/06/12)