トゥシューズにも多様性を!黒人バレリーナらが訴えたこと(コスモポリタン)

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「彼女が言ってることは本当のこと! 白人のダンサーは、ピンクのタイツとトゥシューズで、ダンサーの脚のラインを綺麗に見せてるの。 これは、ピンクのタイツとめったに見つからない自分の肌の色に合わせたタイツを履いている、バレエダンサーのプレシャス・アダムスの貴重な写真」 ブリアナさんの言う通り、バレエウェアを販売する主要メーカーは、ブラウントーンのトゥシューズを販売していないため、黒人のダンサーたちは、いくつものファンデーションや染料を自費で負担し、靴やタイツなどを自ら染め、自分の肌の色にあわせる必要があるんだそう。 6月8日(現地時間)には、ミーガン・ワトソンさんがダンスウェアのメーカーである「カペジオ」に、黒人の肌にも合うカラーのトゥシューズなどを生産するよう求める署名活動を開始。6月10日(現地時間)の時点で、ブリアナさんによってシェアされた請願を求めるページには、約320,000もの署名が集められた。 また同日には、「カぺジオ」のCEOが同社のFacebookページで、抗議の声に応えて次のように声明を発表。 「私たちはダンスコミュニティから、様々な肌の色のトゥシューズが欲しいというメッセージをいただきました。私たちは製品ラインに少しずつ、新たなカラーとサイズを追加していきます。この声明を果たすために、私たちは努力を続けることを約束します」 多くの人々が一丸となって声を上げたことで、わずか数日でブランドを動かした今回の署名活動。今後もたくさんの業界で、人々が心地よく過ごせるようになることを願いたい。

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(2020/06/12)