ウイルス感染の後期に宅配が急増、5月の業務量増加40%超え 中国(CNS(China News Service))

【リンク先抜粋】
【CNS】中国・国家郵政局の11日発表によると、5月の宅配処理件数は73億8000万件で、前年同期比41%の増加となった。また収入は771億元(約1兆1680億円)、前年同期比25%の伸びとなった。 【写真】産地直販のヤマモモを宅配便で送る作業中の果実農家の人たち  郵政局は「ウイルス感染の後期に業務量が40%を超す伸びを達成し、2018年2月以来の最高記録更新となったのは、宅配業務の正常化復帰が、予想を上回る規模、予想より早い時期であったことを表す」としている。  同局の分析によると、5月の急速な伸びの要因として、商務部、郵政局、中国消費者協会が多くのEコマース企業を集めて行った「双品ネットショッピングフェア」(双品:ブランド品と品質優良の二つの品)の顕著な消費けん引効果が挙げられるという。  同フェアは5月で2回目、フェアの販売総額は1825億1000万元(約2兆7650億円)に上り、これが実物商品のネット販売の総金額3800億元(約5兆7570億円)、前年同期比33.3%増加をけん引、消費の潜在的な力を解き放ったと見ている。  この要因の影響で、メーデー休日期間の全国の郵政局扱いの宅配小包は11億200万件で、前年同期比41.8%増加した。  二つ目の要因は、商品のライブ販売の流行が続いていること。商店とネット販売プラットフォームが結びつき、商品の製造現場直売などの新スタイルを展開し、多くの消費者が家に居ながらライブを見てその場で注文するという、新たなスタイルが生み出された。  メーデー期間中、ネット販売商のライブ販売ののべ回数と販売された商品数は、それぞれ前年同期比で2倍と5.7倍となり、市場の販売量を急速に回復・上昇させた。  三つめの要因は、季節物のフルーツが販売量増加に寄与したこと。5月からビワ、ライチ、サクランボなど旬のフルーツが続々と市場に出され、生鮮食料品のネット商店、ネットライブ、産地直売のモデルが進んだ。  伝統のフルーツ以外に、陝西省(Shaanxi)のブランド物のウリ「閻良甜瓜」や広東省(Guangdong)のブランド物のスモモ「銀妃三華李」などの特色のある農産物の需要も旺盛になっている。  四つ目は消費様式のオンライン化。防疫対策の常態化により、感染期間中に蓄積された消費に対する大量の需要と供給がネット上に移りながら

続きはこちら

(2020/06/12)