JALラウンジのビーフカレー、初のレストラン提供 成田空港近く「御料鶴」(Aviation Wire)

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 日本航空(JAL/JL、9201)が出資し観光農園などを手掛けるJAL Agriport(JALアグリポート、成田市)は、成田空港近くで運営するレストラン「DINING PORT 御料鶴(ごりょうかく)」で「JAL特製オリジナルビーフカレー」の提供を6月6日から始めた。同店は今年3月にオープンしたものの、新型コロナウイルスの影響で休業となり、6日の営業再開に合わせて新メニューに加えた。  JALによると、特製ビーフカレーは羽田・成田両空港の国際線ラウンジで提供。出張や旅行の際に日本らしい食事のひとつとして、出発前に楽しみにしている利用者も多い人気メニューだ。JALによると、これまでにイベントなどで振る舞われたことはあっても、レストランなどのメニューとして提供したケースがない「門外不出の味」だという。御料鶴ではビーフカレーに焼野菜、スープ、らっきょ、福神漬けを添え、ソフトドリンク付きで1500円で提供している。  御料鶴は地元農家から借りた古民家をリノベーションしたレストランで、自社の畑で栽培したイチゴやブルーベリーなどのほか、成田市周辺9市町の農産品を使った料理を提供。3月6日にオープンしたものの、新型コロナの感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響で4月14日から6月5日まで休業となり、6日の再オープンとなった。店内には機内で客室乗務員が使うカートが置かれており、グラスはJALのロゴが入ったものが使われていた。  JALによると、カレーの提供は開業前から検討してきたが、再オープンに合わせて門外不出の味を新メニューに加えることになり、すでに県外からカレーを食べにきた人がいるという。今後は機内食風メニューを機内用トレーを使って提供することを検討している。  一方、JALの国際線ラウンジは新型コロナウイルスの影響で、羽田と成田、関西、中部の全4空港とも休業が続いている。  JAL Agriportは、2018年にJALと和郷(千葉県香取市)の共同出資会社として設立。成田市内の休農地を活用した体験型農園施設を開園し、イチゴやサツマイモなどの収穫体験を提供するとともに、地元の食材を活用したレストランとして御料鶴をオープンした。市内の農園で収穫したサツマイモを使ったオリジナル芋焼酎「鶴空(つるそら)」も販売している。

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(2020/06/12)