「有観客興行」再開から即座にシングル王座戦 動きを止めないアイスリボンの疾走感(ABEMA TIMES)

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 女子プロレス団体アイスリボンは、埼玉県蕨市にある道場で、ほぼ毎週「道場マッチ」を開催している。道場を試合会場として使う形だから観客は最大でも100人ほど。しかし距離の近さは大きな魅力だし、選手たちはこの舞台で着実に試合経験を積むことができる。  コロナ禍で観客を入れての“興行”ができなくなると、無観客試合の生配信をスタートした。ファンの心がプロレスから離れてしまわないように、という考えからだった。道場があるから会場を借りなくても試合ができる。配信機材もある。やれるんだからやろう、と決めた。  この無観客道場マッチ配信では、新人の石川奈青がデビュー。またインターネット配信試合限定のベルト「IW19」を復活させ、新王者決定トーナメントを開催している。単に試合をするのではなく、今だからできることを考えた企画でファンにアピールしたわけだ。このIW19王座決定トーナメントがドラマを生んだ。アイスリボン最年長、娘のいぶきもレスラーデビューしている星ハム子が“民意”を掴んだのだ。  トーナメントは19分一本勝負、時間切れの場合はネットを使った視聴者投票で勝敗を決める特別ルール。「人気ないし、投票では勝てると思ってなかった」というハム子だが、その奮闘が評価されて1回戦で藤本つかさ、準決勝でつくしとタッグチャンピオンに連続で投票勝利。決勝戦では、シングル王者の雪妃真矢をタイムアップまで1分を切ったところで下した。予想を覆し続けての戴冠だった。  そして緊急事態宣言が解除されると、6月6日から“有観客”興行が再開。“密”を避けての限定50枚のチケットはすぐに完売した。無観客試合でファンの支持を得たハム子は、観客とのコール&レスポンスに思わず涙をこぼした。

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(2020/06/12)