グラミー賞、アーバン・コンテンポラリーをプログレッシブR&Bに改名。(VOGUE JAPAN)

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グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーは、来年度から「最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム部門」を「最優秀プログレッシブR&Bアルバム部門」に改名すると発表した。広報担当は「この変化により、R&B部門における曲やパフォーマンスの功績や特徴をより正確に定義することもできるようになります」と説明している。今年の授賞式では、リゾがデビューアルバム『コズ・アイ・ラヴ・ユー』で同部門を受賞していた。 レッドカーペットではヴェルサーチェのグラマラスなドレスを着用したリゾ【写真】 先日にはユニバーサル・ミュージック・グループ傘下のリパブリック・レコーズが、「アーバン」という用語を今後使用しないことを発表。ドレイクやアリアナ・グランデなども所属するアメリカで最も影響力を持つ同レーベルは、部署や役職名、音楽のジャンルを表現するために「アーバン」という用語を使用しないとしている。 リパブリック・レコーズは声明でこう説明している。「『アーバン』という言葉は、ブラックミュージックを定義するために使い始められた歴史的な改革を根本としています。私たちの多くの歴史同様、アーバンという用語は、もともとネガティブな意味を持つものではありませんでした。しかし、時が経つにつれ、アーバンという用語の意味は変化し、音楽業界の多くのジャンルに所属する黒人アーティスト、従業員、音楽そのものを包括する表現となっていました」 今後、理想的な業界を形成していくうえで、とても重要な変化であるとして同業者にも同様の決定を促していた。

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(2020/06/12)