【エプソムC】ピースワンパラディが馬場&展開不問の瞬発力で常連なぎ倒す(東スポWeb)

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【エプソムC(日曜=14日、東京芝1800メートル)新バージョンアップ作戦】怒とうのGI連戦も小休止。今週末は東西でGIIIが組まれている。新VU作戦のターゲットは中距離の猛者が揃った第37回エプソムC。過去データから瞬発力勝負と読む明石尚典記者は、秋に大きな飛躍を見込める◎ピースワンパラディを主役に指名した。  当日朝の発表は芝=重、ダート=不良。前夜の土砂降りで馬場レベル急落の危機に瀕した安田記念だったが、ゲートオープンを迎えるころにはかなり回復。想定より時計一つ分近く遅かったとはいえ、マイル=1分31秒6と例年並みの高速時計で決着をみた。  今週半ばから梅雨前線の活動が活発化。エプソムCも決して予断を許さないものの、稍重の昨年が前後4ハロン51秒3→45秒2の超スロー。ラスト3ハロンが11秒0→10秒8→11秒1の高速ラップなら、多少の渋化を見越してもやはり瞬発力に重きを置くべきだろう。  オープン特別、GIIIを主戦場とする歴戦の猛者たち相手にどこまで通用するかが楽しみなのはピースワンパラディ。ここまで〈4・2・2・0〉の安定感もさることながら、最大の魅力は何といっても相手をなぎ倒すほどの瞬発力だ。デビューの中京マイルでラスト2ハロン11秒3→11秒0の加速ラップを6番手から突き抜けると、2戦目のフローラルウォーク賞では早くも上がり33秒フラットに到達。勝ち切れなかったとはいえ、新潟→東京の10ハロン戦ではキャリアの浅い若駒と思えぬ上がり32秒台のはじけっぷりを見せつけている。  その後のオリエンタル賞→トリトンSは一転、不良馬場で9ハロン=1分48秒台後半、8ハロン=1分38秒台後半の低速決着。持ち前の瞬発力をそがれる可能性が高いシチュエーションながらも、1、2着ときっちり連を確保してみせた。上がり34秒5、36秒4と大きく数字を落としながらの連絡みは、馬場レベル不問&地力強化の何よりの証し。一介の瞬発力自慢とは一線を画す、非凡なポテンシャルの持ち主ということがお分かりいただけるだろう。  前後4ハロンの差が大きいスロー→ラスト2ハロン22秒台の決め手比べがベストも、青葉賞(47秒9→48秒8)、トリトンS(49秒1→49秒5)で前傾のMペース→ラスト2ハロン24秒超の消耗戦も経験済み。よほどのハイラップに巻き込まれない限り、馬場&展開不問の瞬発

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(2020/06/12)