服部克久の孫・百音「心の底から尊敬しています」 祖父の2月からのICU闘病も明かす(スポーツ報知)
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11日に末期の腎不全で亡くなった作編曲家の服部克久さん(享年83)の孫でバイオリニストの服部百音さん(20)が12日、公式インスタグラムで祖父への思いをつづった。祖父の最期は、作編曲家の父・服部隆之さん(54)ら家族で見取った。「幼い頃から祖父の音楽家としての力強い生き様を近くで見、学べた事 祖父と過ごせた沢山の時間は、言葉にならないほど幸せで、貴重なものでした」と、かみめした。
克久さんの近況について、2月から集中治療室で闘病生活を続けていたことを明かした。「コロナに入ってからは御見舞いも制限され、祈りの毎日でした」と、つらい日々をつづった。自身も祖父と同じように音楽の道で活躍する。「孫として、祖父への感謝の気持ちと悲しみで胸が張り裂けそうです。乗り越えなければいけない試練と思いつつも、今は信じがたく言葉が出ません。長い音楽人生を歩んできた祖父を心の底から尊敬しています。どうぞ、天国で安らかに眠って下さい」と言葉を向けた。
服部家は、克久さんの父・良一さん(93年死去、享年85)が国民栄誉賞を受賞した作曲家で、長男の隆之さんが克久さんと同じ作編曲家で、妻の服部エリさんもバイオリニスト。99年に誕生した長女・百音さんもバイオリニストという音楽一家。百音さんは、09年にリピンスキ・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(ポーランド)のジュニア部門で史上最年少1位と特別賞を受賞。その後も受賞歴は多数。現在はスイスのザハール・ブロン・アカデミーに在籍し、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに在学中。